カスタムサービス

サービス名：Pixel illuminatorの測定システムへの応用

Pixel illuminator-c　は簡易に使用できるコンフォーカルレーザ照射システムですので、戻り光を受光・解析する光学系とすることにより、さまざまな測定システムの構築が可能となります。

ここでは、蛍光材料の蛍光寿命測定システムへの応用をご紹介します。

蛍光寿命測定の測定原理：時間相関単一光子計数法(TCSPC)法の測定原理
(1)パルス幅ピコ秒のパルスレーザ光(405nm)を照射することにより蛍光体(発光体)材料を発光させる。
(2)パルスレーザ光はMHzオーダーの周波数にて連続的に発光し、受光素子をパルスレーザの発光時からの経過時間ごとに駆動し、蛍光発光を受光することにより、発光時間の特性(蛍光寿命)を得る。

Pixel illuminatorを用いた蛍光寿命測定システム（時間相関単一光子計数法(TCSPC)）

Cマウント規格の接続部を有した測定システムですので、測定対象の大きさおよび測定ステップの大きさにより、測定光学系をフィールドレンズ(Cマウントレンズ)、実体顕微鏡、正立顕微鏡(通常顕微鏡)を選択することができます。

Pixel illuminatorはレーザ照射系と同軸に位置合わせされたカメラを内蔵しているため、測定希望位置を画像から指定できます。

測定位置指定方法

             (1)　任意点の指定                                                       (2) 測定領域の指定

　測定位置の指定は、内蔵カメラにより撮影した画像において測定点の位置あるいは測定領域（多角形指定）をマウスを用いて指定します。指定した位置情報は、画像および測定位置画素位置として記録されます。

測定結果は、内蔵カメラによる撮影画像と関連付けて保存します。

サービス名：Tailor Made Microscope

研究に必要な光学顕微鏡をソフトとともに提供します。

レーザ光照射、LED光照射、ステージ制御、画像処理などご要望に見合う顕微鏡システムを構築します。

サービス名：MVP製作サービス
研究成果の付加価値を高めるため、研究を加速するために、原理検証機・デモ機の製作をご検討されてはいかがでしょうか？

サービス概要

• お客様が研究・開発された技術の原理検証機の製作
• 社内デモ用MVP(Minimum Viable Product)機の製作
• 新製品のための検査装置の製作
• MVP機については仕様作成からの対応も可能

所有要素技術

システム製作例

基本仕様

ソフトウェアは、64bit windows機対応を標準としております。

上記部品以外にも対応いたします。お気軽にご相談ください。

参考技術:

蛍光顕微鏡において、ステージ制御をしながら露光を行い、輝点位置の３次元位置の特定を行う技術

K. Kishima, “A simple way of pinpointing the three-dimensional position of biomarkers in fluorescence microscopy using a through-focus exposure method”, Applied Optics, Vol. 50, No. 25, pp. 4989-4997 (2011).

サービス名：特注暗箱作成サービス

ご指定の大きさの消防法に準拠した暗箱を製作します。

光の反射を抑える布(内側)と外部光を斜光する布(外側)の２重構造とすることにより、外光の入射を防止するとともに、発光信号が反射することを防止します。

消防法の観点による生地分類は、防炎材となっており、高層ビルあるいは地下フロアーへの設置においても消防法を準拠しております。

対象法令：消防法第8条の3第１項

縦、横、高さの寸法をご指定下さい。通常３－５週間でお納めさせていただきます。